2007年 03月 07日
Photomic FTNの電池対策
NIKON Photomic FTNの電源は、もともと水銀電池のMR9(H-D)1.35Vを2個使用するものでしたが、環境問題で水銀電池が販売されなくなり、やむなくドイツVarta社製電池を使っていました。しかし、これがいつまでも入手出来るか分からないし、市販のアダプターは高価なので、ちょっとした工作をしてみました。入手し易いSR43(1.55V)が丁度収まる円筒を写真画質の印刷用紙で作り、Photomicの電池ボックスに入れ、足りない厚みをアルミホイルを丸めたもので補っただけです。このとき電池ボックスの+極端子の部分に切れ込みを入れるのを忘れなければ、いとも簡単にSR43が使えるようになります。厳密に言えば本来の1.35Vと1.55Vの電圧差による表示誤差があるはずですが、先にも書いたようにISO400のところをISO25にしなければならないくらい狂っていますので、細かいことは無視しました。

で、他のカメラのISO400との比較でISOリングを弄ってみると、今度はISO70くらいで、適正露出が計れることが分かりました。まだ相当おかしいのですが、少なくとも電池についてはその入手の心配が無くなったのが、今日の工作の成果です。殆どただですし! (ヘヘ!)  でも、何故こんなに手を掛けるのかな~と思いますが、このNIKONにはいつまでも元気に動いてもらいたいんですよね! 青春の思い出がいっぱい詰まったnostalgicなカメラですから!
Photomic FTNの電池対策_d0085413_15443070.jpg


by Nonbiriojisan | 2007-03-07 07:00 | Photo


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