2015年 11月 04日
Carl Zeiss Jena Biotar 58mm F2.0
d0085413_21552629.jpgTOPCONのExactaマウントレンズを、SONY α7Rで使うために、EXA→αEのマウントアダプターを購入しました TOPCONだけではもったいないので、他のExactaレンズも少しだけ揃えてみようかなと思い立ち、以前から興味のあったBiotar 58mm F2.0を購入しました

このレンズは戦前から生産されていましたが、今回入手したのは戦後の第2世代後期(’50年代後半)のもので、カビあり傷ありという触れ込みのジャンク品で相応の価格でした ところがレンズを分解してみると、カビも傷も軽微だし、絞り羽には全く油滲みがありません 丁寧に掃除したらピカピカの状態! たまにはこういうラッキーなこともあります


d0085413_2226517.jpgさてその写りですが、評判どおり開放(F2.0)では非点収差のため盛大なグルグルぼけが出ましたし、絞り込む程に精緻な画になって、現代レンズにはない面白みが確認できました ただ色調については、温かみのある色という評判に反し、やや緑の強い色になりました(デジカメの自動調整が働いたのかもしれず、ここでは少し調整しています)

収差や精細度、逆光特性などが進化し、すべからく綺麗に撮れる現代レンズに慣れると、逆にこうした収差が残って個性の強いレンズに惹かれるようになります ヘソ曲がりのようですが、澄んだ音色のCDより、不鮮明だけどレコードの方が良いという感覚もあり、写真もこれと同じようなものなのかもしれません


d0085413_22381182.jpgF5.6

PS:BiotarコピーのMC Helios-44M-4 58mm F2.0も手許にありますが、こちらの方は80年代の生産で新しく、Biotarよりも暴れ方が小さいようです 

by Nonbiriojisan | 2015-11-04 07:00 | Photo


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