2011年 02月 12日
MinoltaのRF(Range Finder)名機CLEが銀座から、これもまた定評のあるM-Rokkor 28mm F2.8が名古屋からやってきました CLEは露出計やシャッターのトラブルが散見され、Rokkor 28mmはレンズに盛大な斑点が出来て、メーカーが回収修理をしたことがあるなど、相当危険なのですが こうした事情をふまえても、小ぶりでスタイリッシュなボディ、切れの良いレンズなど、メリットも多く、あちこち物色した揚句の買い物でした ボディは傷が殆どなく、露出計もシャッターも正常に作動していますし、レンズも修理後のものらしく綺麗です(但しレンズの外枠にはポチポチと小さな斑点が沢山あります) このレンズをLUMIX GH1に付けて試写しましたが、問題が無いようなので一安心! KONICAのHEXAR RFも、このMinolta CLEも、自動露出のRF機として常に引き合いに出される程の名機ですが、そのメーカーが相次いで市場から姿を消してしまったのはとても残念です 勿論両社の技術的蓄積は、SONYに受け継がれているのでしょうが、Audio関連機器でSONY Timerに懲りた小父さんは、どうしてもSONYのデジカメへの危惧が払拭出来ないんですよね~ それにしても、ここまでRF機に惹かれるとは、我ながら想像もしていませんでした 写真を1枚撮るのにも相当手間がかかるものが多い上、マクロ撮影や動体撮影は殆ど出来ないに等しく、決して便利という訳ではないんですが、何故か写真を撮る行為そのものが楽しく、写真を撮らなくても手にしているだけで心豊かになる・・・と、いうところがありますね~ Leicaは勿論ですが、NIKON Canon KONICA そしてこのMinolta それに Zeissや Voigtländer CONTAXなどもそれぞれに魅力的です 危険危険! PS:Minolta CLEの純正ストラップには面白いギミックが仕掛けられています 下の写真がそれで、予備のボタン電池(SR44 又はLR44)2個を収納できるポケットが、さりげなく付けられています シャッター駆動回路に使用されているコンデンサーのため、電池の消耗が早くなってしまうことがあるようですが、そのためにこの予備電池ポケットが付いているのかどうかは定かでありません
by Nonbiriojisan
| 2011-02-12 07:00
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