2008年 07月 29日
RICOH GR-1
RICOH GR-1_d0085413_17432956.jpgRICOHのGRシリーズは、FUJIのKLASSEシリーズ同様、高級コンパクトカメラとして定評がありますし、デジタルでも一定の評価がされています。小父さんがこのカメラを購入したのは、'96頃だったと思いますが、当時の値段で¥80K弱、えらく高い買い物をしたと思いました。ただ、その直後に大学の学園祭があり、写真部仲間で懇親会をやったのですが、2年先輩でプロになった方がやはりこのGR-1を持ってきていて、違いがわかる男のGR-1などと、お互いに悦にいっていたことがありました。

写りはコンパクトカメラとは思えないほどシャープですし、露出補正や内蔵ストロボの制御がマニュアルで出来るし、絞り優先でボケの調整も可能など、少し写真にこだわる者にとっては、結構面白いカメラなんです。ただこのカメラ、何故かプレワインディング機構といって、フィルムを入れるとすぐに最後まで巻き取り、それからカウントダウンしてくる方式を取っているんです。写す分には問題ないんですが、後でネガを整理する時にやや抵抗感があるんですよね! (NIKON U2も同様です)  それで、何となく持ち出しそびれて、意外に使用頻度が少ないんです。 今も一応フィルムは入れているんですが、お手軽スナップなんかは、LUMIX DMC-FX35の方が便利だし、かといって本格的な花写真はできないし、ニーズと機能のベクトルが合わないと使えない、典型的な例となってしまいました。 良いカメラなんですけどね~


by Nonbiriojisan | 2008-07-29 07:00 | Photo


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