2011年 09月 13日
レンジファインダー(距離計式)カメラは手間がかかりますが、露出や距離をいちいち確認するというその手間の中に、写真を撮る楽しみがあります もちろん色々な焦点距離のレンズを使い分けることも可能ですが、CONTAX G2など、特殊なカメラを除けば、その交換レンズは単焦点のものです フレーミングをするには、この単焦点レンズそれぞれの焦点距離に対応したフレームが必要であり、レンズ交換をする度にファインダーを交換するする必要があります バルナック型ライカや左の写真のCANON ⅣSbなどは50mmに相当するフレームしかありませんし、M型ライカやZEISS IKON、BESSA R4Aなどには、レンズに連動した何種類かのフレームが内蔵されていますが、機種によって対応する焦点距離はまちまちです こうした煩わしさを低減してくれるのが、外付けの多焦点対応ファインダーで、左からVoigtländer製15-35mm ズームファインダー、ロシア製ローレットファインダー(28 35 50 85 135mm)、LEICA製ユニバーサルファインダー(35 50 85 90 135mm)です それぞれ一長一短がありますが、広角側での使用頻度が多いレンジファインダーカメラですから、15-35mm (50mmはカメラ内蔵)の間を細かく設定でき、明るいVoigtländer製のものが便利です 手間をかけることに撮る喜びがあると言っておきながら、煩わしさを低減する便利さ・・は、我ながら矛盾しているような気もしますが、それぞれのギミックが面白いという、オモチャ的要素があるためなんでしょうね~
by Nonbiriojisan
| 2011-09-13 07:00
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