2010年 12月 06日
秋葉原
秋葉原は足しげく通う街の一つだけれど、その変化のスピードが凄まじくて、行く度に少しづつ景色が変わっている 初めてこの街を歩いたのは今から45年ほど前のことで、鉱石ラジオか何かの材料を物色した記憶がある ラジオ会館が出来たばかりで、その周囲に小さなパーツショップが軒を連ねていた その後暫く御無沙汰していたが、大学生のころにオーディオの自作などを始めたこともあって、そのパーツを捜し歩いたものだ この頃になると白物家電の大型店が次々にビルを建てていた 今のようにパソコン全盛になったのはそれほど昔のことではなくて、90年代の半ばぐらいからだろうか こうした時代の流れは、名店と言われた店を潰したり、ほんの小さな店が大きな商いをするようになったりして、この街の勢力図を塗り替えてきた 更に、ハードからソフトへビジネスの重心が移動すると、アニメやキャラクター、ゲームなどの店が増え、若者が集まることで新しい飲食の店も激増した ただ大きな近代的なビルが次々と出来ることで、零細な、けれどもアキバらしい店や風景が消えて行く いつの時代もアキバは少し尖っていて、どこかアンバランスで、前のめりになりながら変貌して行く 街中でビラ配りをしている「メイド」さんを写したかったが、少々気恥ずかしくて声をかけるのを止めた 学生時代なら躊躇わなかったのに・・・我ながら可笑しい
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Leica Ⅲf, Summarit 50mm F1.5, KODACOLOR 400
PS:バルナックライカにごく普通のフィルムを入れて撮った それでもデジカメとは違うリアリティのある画が出来た デジカメの画は精細だけれど、どこか白いヴェールをかぶったような感じになる フィルムだと粒状感は残るものの十分に色が乗って、そうした薄い膜のようなものが無い だから止められない 50mmという焦点距離は難しい 広角にもなるし、対象によってはかなり望遠的な写り方をする 28mmだと取り敢えず撮っておくという感じだが、50mmは少し考えなくてはいけない 

by Nonbiriojisan | 2010-12-06 07:00 | Photo


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